心の安全基地
- 2019.10.10
- 放課後の過ごし方
私たちが遊んでいる公園は、地元の学校はじめ近隣の小学校からも子どもたちが遊びに来ています。最近の私たちは、来年度新1年生の見学や宿題、g-kids内での問題解決に時間を使っていたので、なかなかじっくり地元チームたちと公園で遊べませんでした。(息抜きしにいく感じ)秋になり日も短くなりましたしね。
今日公園に行ったとき、いつもと違う顔つきや態度を見せて遊んでいる子たちがいて。お互いの関係性が崩れている子もいました。
ここ数日で何があったのか。アンテナをはって感じることにしました。
聞いて欲しかった
見て欲しかった
抱きしめてほしかった
ただそこにいてほしかった
そんな子たちがポツリ、ポツリ。
彼らは、寂しいとたまに言います。帰らないでほしいとたまに言います。最初出会ったころは口が裂けても言いませんでした。が、寂しい、悔しい、悲しい、辛い、言える相手ができたようで、時には彼らが望むなら相談相手にもなります。
小学生、自分たちでいろんなことできるかもしれない。できるように見えるかもしれない。できていて当たり前と思うかもしれない。ほっといても育つと思うかもしれない。でも本当の奥底はどうでしょう。彼らは心の奥で何を感じているのでしょう。
子どもたちが遊んでいる場に出会ったら、ぜひじっくり彼らを見て欲しいです。そこには抜けてしまった何かが見つかります。それを見つけたあなたが、その穴を彼らと共に埋めることができる相手かもしれませんよ。
心の安全基地は、大人も子どもも必要です。
-
前の記事
放課後の過ごし方 学童保育 2019.10.08
-
次の記事
災害と命の水 2019.10.15