個性

個性
12歳最後の日のハグ

先日息子が13歳の誕生日を迎えました。

私はその日仕事で砂まみれになっていました笑

お腹に授かった日から

妊婦中は毎日暗闇で泣いてたなー

もう産めません!と息子の頭が出ているのにヒーヒー言ってたことや

分娩室で夫婦で泣いたことや

今までの色んな初めましての日々。

そりゃうまくいかないなーって感じるの当然ですよね。

1人目とか2人目とか関係なく、いつもどの場面も初心者ですもんね。

私は子育てしてる感覚があまりないんです。

うまく言えないけど。

家事は下手だし、いろんなこと失敗したり、忘れ物ばかりする母だから

私が教えてもらうことばかりだもん。

これからも我が子に育ててもらう母として胸を張って生きていきます。いつもお世話してくれてありがとう。

さて、g-kidsのお話♡g-kidsには個性豊かな子があちこちから集まっています。

保護者の方にもぜひ保育中を見てほしい。いろんなドラマがあるんです。

今日、ある子がお友達が帰る時外に出て、車が見えなくなるまで一緒に手を振っていました。

それも後半チームのみんなに。(前半チームの時は遊びに夢中)

誰かと遊ぶ事を避けていたのに、いつしか1人、また1人と遊べるようになり、今では勇気を出して名前を呼んだりしています。g-kidsを楽しいって言ってくれています。

1人でいたかった彼の背景には、ずっと彼を知ろうとする仲間がいました。

どうして1人でいたいのか。

どうして今怒っているのか。

どうして話しかけても聞いてくれないのか。

支援員に聞いてきます。その都度丁寧に答えます。

みんな真剣に聞いてきて、一つ一つの言葉をしっかり噛みしめながら自分の中に入れていってるようで。

それぞれ、オッケーなタイミングも違うし、好き嫌いも、生活パターンも違う。

それを知ろうとする仲間がいて、このへんかな?それともこのへんかな?とずっと距離をみながら関わっていました。

今では大声で笑って、汗だくになって、一緒に遊んで、次は○○しようねって約束して帰っていきます。

また別の子は、g-kidsの仲間とは遊ぶけど、地域の子と遊ぶ時は少し距離をおいていました。それが今日、呼び捨てして名前を呼んでハイタッチなんかもしたんです。

えー!!!!って思いました。

ものすごい距離感が縮まってる!

そのハイタッチの相手は地域で足が速くて有名な子。いつも一緒に鬼ごっこをするのですが、自分は遅いから勝てるわけがないと思っていて。

ただ、毎日走り回っているから確実に走るのは速くなっていて、走る姿も全然違っているので、それを伝えるもなかなか信じない。

それが、なんともまぁいいタイミングでマラソン大会があり、去年の順位を遥かに上まる順位でゴールをして。

お迎えの時の第一声が、マラソン大会の自分の順位と満面の笑み。

からの、今日のケードロ。なかなか諦めなくて走るのを楽しんでる!

からの、ハイタッチ!!and呼び捨て!!

これって学校だけ、家庭だけ、放課後だけでは経験できないと思うんです。全てが輪になり繋がる事でこんなにも素敵な瞬間に立ち会える。

保護者の皆さんの想いも、学校の先生の想いも(お迎え時に先生の顔をみながらその日1日あった事を妄想して気持ちをわかろうとしてるつもり)、何より子どもたちの想いも大切にしながら

縁の下の力持ちになれたらいいな。